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みぃ

Author:みぃ
ブログ公開:2012/4/17

この作品に出会えて
本当に良かった。
これからもずっと変わらず
愛してます。(主に副長を♡)

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桜色の君 想う 【七】


【土方 歳三/夫婦】




と 歳三さん…… 
 思案顔の土方に声を掛けるちづる。
 我に返った土方が慌てて返事をする。
「な なんだ?」
あまり 怒ってばかりでは…… 嫌われてしまい ますよ
「あ?」
もう 庇ってあげられる  わ 私は居ないのですから
「はっ…… 」
 聞いて言葉を失う土方。
 下唇を噛み切りそうな勢いで怒りが全身に満ちて来る。
 それは誰に対するものなのか。
「な なんで そんな事言いやがるっ」
歳三さん…… 
「……なら俺も 連れてってくれよっ」
 頭を左右に振りきり ちづるの寝間着にしがみつく。 
 これがあの人斬り新選組の 鬼の副長と呼ばれた男であろうか。
 ちづるには青年の器をした 駄々をこねる幼子に見えた。

ご ごめんなさい  それは 来ま…… せん
 息を切らしながらも 言わなくてはとちづるは続ける。
あ あなたにはやらねば……ならない この日の本の 行く末の為に
「お前がいないのに? 俺ひとりで戦えと? 
 お前が傍にいてくれたから  お 俺はっ」
 結末が変わる訳では無いと分かっていても
 どんなにちづるが必要か口にする土方。
 すぐそこに居るであろう死神が ちづるを連れて行くのを諦めてくれるように。
「俺を置いて行くなよ お前が俺を生かしたんだろうがっ 
 羅刹になって…… 本当ならとっくに…… 」
 そう 自分が誰より先に逝くはずだったのに。
 それが何故 こんな事になっているのか。
わ わた……しが 離れたくなかった あなた に いて欲しかった 
 自分の 為に…… 血を…… 私の 我儘で  
 今は あなたに…… 辛い思いを させて…… 

「そんなんじゃねぇ!」
ここ…… まで 来てしまっ た
「だめだっ いやだっ」

 土方は叫ぶ。





―【八】へ ―


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