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みぃ

Author:みぃ
ブログ公開:2012/4/17

この作品に出会えて
本当に良かった。
これからもずっと変わらず
愛してます。(主に副長を♡)

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青春はスケベなのだ!(キリッ)


【藤堂 平助/SSL】




「ちづるぅ はよぉーーーーーーっ」
「おはよぉ 平助くんっ」
 幼馴染から彼女になったちづるとは 学校がある日は毎日一緒に登校してる。
 大体いっつもオレが寝坊して待たせちまうけど。
「うぅ~っ 今日もさみぃなぁ~」
 最近吐く息が益々真っ白で一番寒い季節になったって感じる。
 じっとしてらんなくて ジャンプしたり身体を左右に揺らしたり。
 そんなオレの後からついて来るちづるは今日も可愛い。
「ホントだねっ でも冬って結構好きかも」
「えーっ なんで? 空気はつめてえし 鼻水は垂れてくるし
 とにかく朝が辛えじゃんっ」
 冬が好きなやつだっているだろうけど ちづるもそうだったなんて軽く驚いた。
「平助くんの朝が辛いのは冬に限った事じゃ無いでしょ?」
「うっ ま まあそうだけどさ じゃ冬のいいトコって何なんだよ?」
 オレには思い浮かばなくて 彼女に聞いてみる。
「ん~ 寒いからアイテムが増えるところかな 制服にコートを羽織って
 あとマフラーとか手袋とかもかわいいのつけられるでしょ?」
 ちづるはそう言って 巻いてるマフラーにほっぺを埋めた。
「ああ なる ……それ おまえに似合って良かったよ」
 薄い水色の地にチェックの模様が入ったマフラー。
 オレには全く分からねえ巻き方でちづるの首を守ってる。
「ありがと 平助くんからプレゼントして貰った時 いいなって思ってたのだったから
 凄いびっくりしちゃった こうやって身につけるとあったかくて幸せな気分になって
 だから寒くても冬って好きなんだぁ そ それに…… 」
「それに?」
 言いかけて止めるから不思議に思ったんだけど。
「ううんっ 何でもないっ」
 え~ 教えてくれないと余計気になるじゃんかよ。って あれ?
「ちづるっ」
「え?」
「おまえ 耳が真っ赤だぞ!?」
 髪から覗いたちづるの耳朶がぷっくりと腫れてるのに気付いた。
「あぁ うん 寒いとしもやけになっちゃうんだよね」
 そう言って耳を手で覆う。
「あれやりゃいいじゃんっ なんつうんだっけ? 耳にあてるやつ」
 オレはちゃんとした名前が浮かばなくて 自分の耳に両手を持って行って塞いだ。  
「うん そうだね
 でもイヤーマフ(ラー)までするとなんかゴテゴテつけ過ぎかなぁと思って」
「そうか? うさぎみてえでちづるもっと可愛くなると思うけど」
 あれイヤーマフって言うのか。あれって大体がふわふわしててあったかそうだし
 見た目からして可愛いから あんなのつけたらちづるの可愛いさ倍増だろっ。 
「………… 」
「ん? どうした? ちづる」
 急に黙っちまって 下向いて歩いてる。
「べっ 別に何でもないよっ」
 あれ? なんか怒ってる? オレ変な事言ったか?
「にしてもホント真っ赤で痛そうだなぁ おまえの耳朶」
 オレはしもやけっつうのになった事ねえから 尚更可哀相に見える。
 う~ん ちづるにしてやれる事 何かねえかな?
「痛いより痒いほうが…… え? 平すけ…… 」
「はぁぁぁぁ~~~~~~~~」
「っ!?」
 寒いからしもやけになるなら あっためたらどうかなと思ったオレは
 ちづるの耳にゆっくり息を吹き掛けてみた。
「ど? あったかい? もっかいな はぁぁぁぁ~~~~~~~~」
「んんっ」
 何故かちづるはほっぺを真っ赤にして泣きそうな顔になった。 
「どした!? 痛くなっちゃった?」
 もしかしてオレ余計な事したのかも。
「ち 違うの ちょっと…… くすぐったかったから」
「そっか ごめんな」
「ううん ありがとお あの…… 」
 ん? ちづるが何か言いたげにオレの目を見てる。て言うか……
「おおっ!? ごっ ごめん! 近づき過ぎだよなっ オレっ」
 ちづるの肩掴んでるのに今気付いたっ。 オレばかっ。
「いいのっ あのね 冬が好きな理由はもういっこあって……
 こ こんな風に平助くんにくっついたり…… 出来るから」
 それって…… つまり…… 。
「な なんで冬限定なんだよ?」
 素朴な疑問を投げてみる。
「え だって 夏じゃ平助くん暑苦しいでしょ?」
 え? そんな理由???
 まさかちづるって 自分が彼女だって自覚ないんじゃ?
「暑くたっていいよ!! ちづるにならもっと 寧ろ暑苦しい程くっついて欲しいっ」
 なんかオレすげえ焦って また彼女の肩を掴んで訴えた。
「そっ そそそ そうなの? (て言うか平助くん顔近いっ)」
 ちづるが真っ赤になって 潤んだ目でオレを覗き込んでる。
「……むぅ~~~~~ (やべえ可愛いっ)」

 ちゅっ♥

「!?!?!?!?!?っ なっ ななな なに!?」
「し したかったから…… 嫌だったか?」
 うわぁっ 久々だから破壊力 っパねえし やっぱ唇すげえ柔らけえしっ。  
「い 嫌じゃ ない けど こっ こんなとこで」
 めっちゃ動揺してんなぁ。そんなトコも可愛いけど。
「スイッチ入れたのはちづるだかんな!」
 そうだ!ちづるが可愛いのが悪い!!
「ええ!? やっぱりずるい! 平助くんっ」
「はぁ? ずるい??」
 エッチ!と言われんのはしょうがねえけど ずるいって何だ??
「え オレ おまえに怒られるような事したか?」
「いっつも私ばっかりどきどきさせといてっ ひとり平気な顔してっ」
「平気って…… んな訳ないじゃん!
 オレだってちづるといる時は ずっとどきどきしっ放しなんだからな!」
 なんだこの間違った自慢大会っ。
「う うそっ」
 なんでウソなんだよぉぉぉぉ。
「可愛い とか全然普通の顔して言うし 耳に息吹き掛けるとか キ キスだって」
 ……ああ そっか。そう言う事。
「しょうがねえじゃん ちづるだもん」
「え?」
「おまえだからサ 言いたくなるし したくなっちゃうんだ」
 そう思うのはちづるだけだから。何故かと聞かれても そう決まってる事。
「スケベでゴメン」
「ぷっ そんな謝り方聞いた事無いよ」
「でも スケベは治らないと思う」
 こうなったらもう開き直るしかない。
「いつだってちづるを抱きしめたいし キスだってしたい 今だって」
「さっきしたばっかだよ?」
 そうだよな。そりゃ引くよな。。。
「ん そうだけど…… もっとしたい ちづるをもっと感じたいんだオレ
 ちづるはさ そんな風に思わないかもしれねえけど…… 」
 オレの方がきっと"好き"って気持ち…… デカイと思うし。
「お 思ってるよ 私だって 平助くん…… 大好きだもん」
 え なんつった?
「……ホントに?」
「うん…… キスだっていっぱい したい よ? でも言うのは恥ずかしぃ…… 」
 思い出してみれば 幼馴染期間が長かった所為か"恋人"としての対応に照れと言うか
 気遅れと言うか そんなのが邪魔していい雰囲気になってもその先には進めなくて。
 初めてのキスはホントに一瞬だったし(それもオレの勢いだけだったような)
 躊躇なく出来るようになったのは手を繋ぐ事くらいだ。(ちづるはまだ照れるけど)
 何となくちづるは 恋人同士がするような事は好きじゃないのかと思ったんだ。
 でも恥ずかしかっただけだったのか。ここはやっぱオレがリードしないと……
「ちづる…… 」
「でもっ だめ!」
「えぇ!? なんでぇ??」
 瞬殺でオレ涙目なんですけどっ。
「だって早くしないと 学校が…… 」
 ちづるが指差した 道路際に立つ時計をオレも見上げる。
「え? うわぁっ やべえじゃんっ 走るぞ! ちづる!!」
 朝からデレてる場合じゃなかった!
「ちづる!」
「はい!?」
 でもこれだけは言っとかなきゃっ。
「さっきの続きは帰りに絶対すっからな!」
「ええ!?」
 ちづるがまた真っ赤になって泣きそうだけど 喜んでるように見えるのは
 オレがやっぱスケベだからか? 
「絶対すっから!」
「もおっ 平助くんのエッチ!」
 



― END ―


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