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みぃ

Author:みぃ
ブログ公開:2012/4/17

この作品に出会えて
本当に良かった。
これからもずっと変わらず
愛してます。(主に副長を♡)

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秘密の時間


【土方 歳三/SSL転生】ちづるside




 私 雪村ちづると
 古文の教師 土方先生は恋人同士。

 もちろん内緒のお付き合い。
 学園内では"普通"の先生と生徒で接している。
 代わりに休日は 先生のお家でずっと一緒♡
 でも本当は 毎日ふたりきりで会いたい……。
 ううん 我慢我慢っ。
 PTAに知られて
 先生の傍に居られなくなったりしたら
 生きていけないもの。
 校内ではなるべく接触しないでいようって約束。 
 …………の筈なんだけど。

「あの…… 土方先生?」

「なんだ?」

「これ…… 凄いまずくないですか?」

 私は入口のドアを凝視した。
 今にも誰かがノックして来るんじゃないかって 
 怖くて怖くて仕方なかった。

 そう 此処は土方先生専用の学園内の個室。
 
 授業が終わった放課後。
 このところの自分を思って 私は早く家に帰ろうとしていた。
 不意に制服の内側から震える感触。
 メールの内容に 一瞬目を疑った。
 それは 土方先生から呼び出しの文面だったから。

「まずいな」

「分かってるなら 放して下さいっ」

 通路を走りたい気持ちを抑えて 私はドアの前に辿り着いた。
 ノックをし「ゆ 雪村です」と上擦った声を出して
 中からの許可を待った。
 返事が無い代わりにドアが勝手に開いて 右手が引き込まれる。
 デスクの前に座っている筈の土方先生は ドアのすぐ前に居て
 それを閉めると その場で私を抱きしめた。
 驚いて身体を強張らせた私の肩を引き寄せながら歩き
 先に椅子に座ると その膝の上に私を座らせたのだった。 
 私は出来る限りの力で身をよじって 
 一刻も早くこの腕の中から逃げようとした。

「駄目だ 大人しくしてろ」

「先生っ ホントに放してぇ…… 」

 耳元で甘く囁かれて 抵抗する手が力を失っていく。
 胸に押し付けるように 二本の腕で私の身体は包まれている。

「ホントに だめぇ…… 危険過ぎますっ」

 誰かにこの場を見られたら きっともうおしまい。
 そう思う反面 煙草の匂いのするスーツに頬を埋めながら
 私は嬉しくて堪らない自分に気付いていた。

「もう 我慢の限界なんだよっ」

 土方先生はそう言って 私に絡めた腕を更に締めつけて来た。
 限界? 何がだろう?

「ちづる」

「はい…… 」

「そのマスク外せ」

「え?」

 私は徐に自分の口元を覆っている物に手を添えた。
 この一週間前から風邪を引いてしまって 
 咳だけ残り 出始めると止まらなかった。
 だから常にマスクをしているんだけど 
 それを先生は不機嫌な顔をして外せと言う。
 理由が分からない私も小首を傾げた。

「何故ですか? 私が風邪引いてるの 先生はご存じですよね?」
 
「知ってる だから週末も会えなかったんじゃねえかよ」
 
 二日前の日曜日。
 もうその前には平熱に下がっていたから 
 先生に会えない訳じゃ無かったけど 
 でも咳は相変わらず出てたし
 用心に越した事はないかなって 私は迎えの車を断った。
 最後に先生の家に行った日から 
 その後風邪を引いて今日までの十日余り。 
 先生とは電話とメールだけの遣り取りだった。
 それはとても寂しかったけど。  

「だってそれは…… 」

「俺に風邪をうつしちまうのが嫌だってのは聞いた」  

「今は落ち着いてますけど まだ咳が出始めると止まらないんですよ」

「俺は我慢できねえとこまで来てんだよっ」

「だから一体何がなんですか?」

 先生は何が言いたいんだろう?
 マスクを外すのと 先生の我慢。なんの関係があるの?
 まだこの部屋のドアを気にしていた私は 
 深く考える事が出来ずに ただ土方先生の顔を覗き込んだ。  

「天然も此処まで来ると拷問だな」

「何 言って…… 」

 刹那 私の視界は紫色に支配された。
 押し付けてきた唇は 私には触れていなかった。直接は。
 待ちきれないとでも言うように 彼はマスク越しにキスしてきたのだ。
 そして頭の後ろを押さえる右手と 背中に回された左手が
 私を逃がしはしないと語っていた。 

「んんんっ」

「ちづるっ」

 先生の唇を直に感じる事は出来ない。 でも  
 右に左にと角度を変えて合わせられる内に 
 その不織布は お互いの唾液と喘いだ吐息の所為で 
 しっとりとしてくる。
 それと同時に 先生の唇がおかしな動きをしているのに気付く。
 何かを食むようにマスクの上で動かされると やがて 
 私の唇を守っていた物は完全に取り払われてしまったのだ。  

「んあぁ だめっ うつちゃうっ」

「構わねえんだよっ」 

 行き場が無くて彷徨っていた舌が 一気に私を責めて来る。
 上顎をなぞった後 一度私に絡ませ その下に潜り込ませる。
 喉の近くにある柔らかい部分をくすぐって 歯の裏を舐めまわす。  
 口腔の奥まで伸ばしながらも 吸い上げる事も怠らなかった。
 
「ううっ ん~~~ はぁぁぁ んっん~~ぅ」

 私が息苦しくて声を漏らすと 先生は一旦放してくれたけど
 それは本の瞬間的な物で またすぐヌルリとした感触が戻って来る。 
 久しぶりのキスはやっぱり苦かった。デスクの書類と一緒に並ぶ灰皿には  
 我慢の限界だと言った先生の気持ちを表しているかのように
 煙草の吸殻が山盛りになってそこにあった。
 そして私も 自分の身体が火照りだしてようやく分かる。
 何故今まで平気だったのか不思議に思うほど 彼を欲している事に。
 私は無意識に 彼の後頭部に腕を回していた。

「はぁ  ち づるぅ…… 」

「んんっ 先せぇ はぁん」
 
 もう今此処に誰が来ようが 私はどうでもよくなっていた。   
 土方先生も同じ気持ちなのか 一向に私から離れようとはしなかった。
 吸い上げられた唇は 既にヒリヒリと痺れを感じる程赤く染まり
 熱を発していた。

「ちづる ちづるっ んっ」

「んっんっ と 歳三さん ぁんっ」

 耳元で繰り返される自分の名前。
 甘く囁いた唇は耳朶を甘噛みして来る。
 釣られたように 私も愛おしい彼を呼んでいた。
 いつの間に取れていたのか 制服のリボンは襟元から消えていて
 Vネックのセーターから覗いている 
 上から二個までのシャツの釦も開放され 私の肌を晒していた。
 どちらも自然に外れる筈も無く 
 それは土方先生がした事だと すぐに分かった。
 耳から首筋に這わされた唇は 舌で痕をつけながら 
 その先の鎖骨へと向かって下り 先生の顔は私のシャツの中に埋もれた。

「ふぁんんっ やぁ」
 
 ちりりとした痛みが走る。
 思わず先生の漆黒の髪を両腕で包む。
 ひとつ付けては違う所へ。 そしてまた別の場所へもうひとつ。
 先生は私の肌に大事そうに自分の印を付けて行く。
 そんなに沢山付けなくたって 大丈夫なのに。
 だってこの身体は先生しか触れる事は出来ないんだから。
 今までだって誰にも見せたりしてない。
 この髪も 肩も 爪も 頬も 唇も そして……
 
「ぜんぶ…… はぁ 私の全部 先生のものだから…… 」

「当たりめえだ 他の奴なんかにくれてやるもんかよ」

 熱を帯びた唇が帰って来る。
 それはパズルのピースのように 私の唇に寸部も狂わず合わさった。
 先生のキスは大好き。煙草の味はキライだけど。
 本の少し前まで知らなかった。キスの仕方も 抱きしめられる心地良さも
 愛し愛されて流す 幸せな涙がある事も。

「ま 満足して戴けましたか? ハァ」

 今度のキスはただ触れてくるだけの優しい感触。
 私は彼の動きが止まったような気がして 問いかけてみた。
 でもその眉間には 途端に深い皺が刻まれる。  
 
「んな訳ねえだろ こういうのはな" 蛇の生殺し"っつうんだぞ」

「え?」

 怖い言葉に逡巡した様子に 先生は苦く笑って
 両手で私の頬を包み覗き込んで来る。
 何となく気まずくなって 私は瞼を伏せた。

「悪ぃ お前の所為じゃねえのに」

「いいえ 私の所為です 私が先生を好きになってしまったから」

「いや 受け止めた俺が悪ぃんだよ 自分の気持ち抑えられねえで
 生徒のお前を手に入れちまいてえって思ったんだからな」

「でも 嬉しかったです 信じられなかった……
 先生も私を好きでいてくれたなんて」

「そりゃこっちの台詞だ イケメン揃いのこの中に居て 
 なんでわざわざ こんなオッサンなんか好きになるんだぁ?」

「理由は…… 分かりません」

「あぁ?」

「ご ごめんなさい! でも本当に分からないんです
 ……いつも先生を追ってた そんな自分に気付いて」

「ちづる…… 」

「不思議だけど その背中を
 もう生まれる前から知っていたような気がするんです」

 今時 少女マンガにでも出て来ないような
 クサい言葉を言ってしまった私は 急に恥ずかしくなって
 俯いた後 恐る恐る土方先生の顔を覗き込んで驚いた。

「え? どうしたんですか? 先せ…… 」

 思わず声を掛けてしまう程 土方先生の私に向ける表情が
 微笑んでいながらも 酷く悲しく泣きそうに見えたから。

「せ 先生?」

 私は急に怖くなった。
 何故か土方先生が消えてしまいそうな気がして
 考えるより早く 黒のスーツの腕を掴んだ。

「お前こそどうした? なんで泣き出してんだ?」 
 
 そう言われて 自分が涙を流している事に初めて気付く。
 何だろう この感情は。
 悲しくて 切ない…… 。 それでいて嬉しいような。

「相変らず 泣き虫だなぁ お前は」 

「え?」

 先生は言いながら 頬の涙を手で拭ってくれた。
 でも私 今までそんなに先生の前で泣いてたかな?
 も もしかして前に付き合っていた彼女さんと間違ってるんじゃ!?

「どしたぁ? 急に怖い顔して」
 
「せ 先生 私と誰かをお間違えじゃないですか?」

「あ?」

「私そんな"相変らず"なんて言われる程 先生の前で泣いたりしてません」

「…………」

 先生は絶句したかのように 言葉を発しなかった。
 やっぱり 他の誰かと勘違いしたんだ。
 嫌だ。私…… 嫉妬してる。

「そうだな 昔一緒に居た女の事だった」
 
「っ!?」

 なんで認めちゃうの!?
 「そうじゃねえよ」って言って欲しいのに。
 それが嘘だって分かってるけど でも でもっ。
 ああダメ! ここで取り乱したらもっと子供だと思われる。
 でも叫びたいのを押し殺した私の頬には 
 代わりに幾筋もの涙が流れた。
 慰めようとする先生が 両腕を回して来るのが分かって 
 私はそれを拒むかのように身を引いた。
 でも先生は迷う事なく 無理やり私を胸へと押し付けた。
 
「やっ 放してくださ…… 」 

「ちづる! お前なんだよっ」

 何が"お前"なの?
 何の事か分からないけど もうこれ以上傷つきたくない。
 先生は大人だから 今まで付き合った女の人だって沢山いた筈。
 そんな事 分かってたのに。その誰かと間違えられるのは嫌だ。
 でも この温もりを手放すなんて出来やしない。
 どうしたらいいのか 私の頭の中はぐるぐると回っていた。

「な 何があっても ウクッ 私は先生が ヒック …… 好きです」

 結局私には もうそれしかなかった。
 想い焦がれて やっと振り向いてくれた。
 彼を二度と離したくない。 …………二度と? 

「なんか思いっきり 誤解してるみてえだな」

「ご 誤解?」

「"昔一緒に居た女"てのは お前の事なんだぞ?」

「へ?」

「俺達はなぁちづる 150年も前にとっくに"夫婦"だったんだ」

「な 何言ってるんですか?」

 先生が言った事に 私の頭の中は更に混乱した。 
 今"夫婦"って言った? "俺達"?
 それって土方先生と私って事? 150年って何!?

『お前の涙を拭うのも 俺の仕事だ』

 何 今の。 先生の声?
 目の前の土方先生が話した様子も無いのに 聞えて来た……
 ううん違う。あれは私の中にあったもの。そしてあの声は……

「思い出したか?」

 大きく見開かれた私の顔を見て 先生は愛しむような目をしてそう言った。
 
「ひじ…… かた さん 」

 私は意識もせずに そう口にしていた。
 でもそれは確かに 私が発した"彼"の名前だった。
 感情が認識するよりも早く 私の瞳からは雫が落ちる。

「懐かしいな…… ようやく思い出してくれたか」

 嬉しそうに言って 先生はまた私を抱きしめる。
 苦しいと感じる程の抱擁に 私は身体を震わせた。
 痛かった訳じゃ無い。怖いくらい幸せを感じたから。

「土方先生は 前から記憶があったんですか?」

「いや でもいつの頃からか"誰か"を探してる自分に気付いた
 大人になるにつれ それは段々具体化してきて ある晩夢で
 お前が出てきて…… そん時かな 確信したのは」

「私が?」
 
「つっても"俺の嫁さん"だった頃の お前だけどな」

 "俺の嫁"なんて言われて 顔が赤くなるのが自分でも分かって
 私は恥ずかしくて俯いた。

「そうやって照れるところも 昔のまんまだな」

 土方先生土方は 眩しそうに私を見て髪を撫でた。
 まだ信じられない。 
 でも私は確かに土方先生の"お嫁さん"だったのだ。
 
「と言う事は 先生と私ってもう…… 」

 とんでもない事を言いそうになって 私は慌てて口を噤んだ。

「まぁ夫婦なんだから "そういう仲"だったんだろな 当然」

 私が何を言おうとしたのか分かったのか 先生はさらりと答える。
 今の私はきっと耳まで赤くなっている筈だ。
 
「そんなに怖がんな お前が卒業するまで待ってるからよ」

「え? それまでしないんですか!?」

「あ?」

 私ってば何言ってんだろーっ。
 恥ずかしくて死にたい!! 

「ったく これで態とじゃねえっつうんだから始末が悪ぃよなぁ」

「? それはどうゆう…… 」

「ふ 何でもねえよ  ……なぁ?ちづる」

「はい 何でしょうか?」

「もう一度 "俺の嫁さん"になってくれるか?」

 瞬間 何て言ったらいいのか分からなかった。
 間違いなく今の私は 全身石膏で固められたかのように
 動く事を封じられている。
 でも迷ってなどいない。困っている訳でもない。
 
 ただ 嬉し過ぎて何も考えられなかっただけ。

 承諾の返答の代わりに 私は先生に抱きついた。
 涙が次から次へと溢れて止まらなかった。

「おいおい 返事はどうしたぁ?」

 先生は私の背中をポンポンと叩いて 膝の上に座り直させた。 
 ぐちゃぐちゃになってる自分の顔を見られたくなくて
 深く俯く私の顔を覗き込んで来る土方先生。

「酷い顔してるから 見ないでください」

「こんな可愛い泣き顔なんか もう見慣れてんだよ」

 手の代わりに 頬を伝う涙を受け止めてくれてた唇は 
 やがて 私の唇を塞いだ。
 静かに動かされ その甘さに陶酔する。

「ふぁぁん」

「返事は?」

 もう分かってる癖に。
 先生は絶対に私の口から言わせたいみたいだ。

「も もう一度 さっきの言ってくれませんか?」

「お前ずるいぞ それ」

「だって ひとりでなんて答えにくいんですもん」

「ったく 俺だってなぁ こっ恥ずかしいんだからな」

 もう言ってもらえないのかな?
 私は諦めて眉根を下げた。

「俺の嫁になれ ちづる」

「は はい お願いします」

「……ぶっ」 

 感動する所なのに 何故か土方先生は噴き出した。  

「せんせ?」

「いや すまねえ ちょっと思い出し笑いだ」

「何を思い出したんですか?」 

「初めてお前に…… あ 昔の話な
 今で言うプロポーズをした時に 
 今のお前と同じ言葉で返事したんだが」

「はい」

「その後に言ったのが 可笑しかったからよ」

「どんなですか?」

「あ? いや それはぁ
 (言えねえだろっ その後迫ろうとしたら

『あの 土方さん 私そのぉ あんまり胸が大きくないんです
 と言うか全然無いかもなので あの びっくりしないでくださいね』

 なんて言ったなんてよ すげえ可愛かったけど)」

「教えてくれないんですか?」

「そう言うんじゃねえけどよ あんま なぁ」

「そんな風に言われると 余計聞きたくなります!」

「まぁ その内な」

「言いにくい事なんですね」

「(ぎくつ) お? べ 別にそんなんじゃねえ…… 」

「教えてください!!!」

「馬鹿! そんな大声出したら通路まで聞えるっ」

「っ!?」

 私は此処がまだ学園内だと言う事を すっかり忘れていて
 まるで 土方先生の家にでも居るような錯覚をしていた。
 ドアの向こうから足音が聞えた気がして 
 私は恐る恐るそちら側に 口を押さえた顔を向けた。

「なんてな 大丈夫だよ 取り合えず鍵は掛けてあっから」

「そ そうなんですか?」

「ああ だが俺が中に居ると 『なんで鍵掛けてる?』 って
 突っ込まれそうだけどよ」

「で さっきの事ですけど」 

「引かねえなぁ お前も」

「ご存じないでしょうけど 私 しつこい性格なんです」

「それも とっくに知ってる」

 満足気に笑って 先生は私にキスした。 

「こっ こんなんで誤魔化さないでください」

「誤魔化されとけ お前の為だ」

「益々気になります!」

「分かった分かった 今度家に来た時に教えてやるよ」

「本当ですね!?」

「ああ きっともうお前の風邪は治るだろうし」

「何でですか?」

「俺にしっかりうつっただろうからな 良く言うだろ?
 風邪は人にうつすと治るって」

「そうなんですか?」

「そしたら看病してくれんだろ?」

「も もちろんです! 治るまで泊まり込みます!」

「や それはなぁ ちょっと…… だいぶまずいだろ 嬉しいけどよ」

「いいえ! お世話させてくださいっ」

「ホントに風邪ひくか 分からねえけどな
 寝込むような事になったら頼むわ 俺にはお前しかいねえからよ」

 先生はそう言って笑った。
 私もそんな先生を見て笑った。
 だから幸せだった。




― END ―


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