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みぃ

Author:みぃ
ブログ公開:2012/4/17

この作品に出会えて
本当に良かった。
これからもずっと変わらず
愛してます。(主に副長を♡)

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ハロウィンでいってみよぉ!


【藤堂 平助/SSL】




「"Trick or Treat" 平助くんっ パレードに行く準備出来た?」
「早えなちづるっ おうっ 行こうぜっ
 それにしても お前今年は可愛い仮装にしたな!」
「へへ~ "けもみみ"付けてみたんだ 引率するちびちゃん達が怖がらないようにね
 子供会のボランティアももう4年目で 私達結構頼りにされてるから頑張らないとっ
 平助くんのそれは…… ? 
 なんか凄いねっ 白髪はウィッグなんだよね? 赤いカラコンまでして」
「"羅刹"つうんだってさ」
「らせつ??」
「山南先生の机に古めかしい本があってこっそり覗いたら そこに載ってたんだ
 幕末の頃に居た化け物なんだってさ 元々は人間だったんだけどある薬を飲むと
 体力がめちゃ強くなって 刀で斬られてもすぐ治っちゃったりしたんだと」
「うわぁ…… なんか怖いね 斬られても治っちゃうなら死なないって事?」
「うんにゃっ 首を刎ねられたり 心臓を突かれたらさすがにダメらしいぞ」
「ひゃぁ でも"ある薬"ってどんなのだったんだろ…… 」
「あ~ 名前は確か…… 変化の"変"に 若者の"若"に"水"って書いてあったな」
「へんじゃくすい??」
「うん そうかもなぁ
 もっと読みたかったんだけど 山南先生に見つかっちゃってさ」
「怒られちゃったんだ」
「それがさ 『興味が湧きましたか?』ってニッコリして聞いてくるから
 『面白そうな話ですね』つったら 『良かったらどうぞ』って」
「え? 何を?」
「これ…… 」
「ほわぁ~ 綺麗な赤…… 随分アンティークな小瓶に入ってるね」
「『"羅刹"になる薬…… と言うのは冗談ですが』って テスト勉強とか?
 体力付けたい時に飲むと 立ち所に効果が出るって呉れたんだけど」
「ふぅん 栄養ドリンクみたいな物なのかな? でも……
 何となく飲まない方がいいような気がするなぁ」
「うん そうだな 剣道の試合だって実力で勝ちてえしっ」
「そうだよっ そんなの飲まなくても平助くんすっごい強いんだからっ」
「へへへっ」
「きゃっ!?」
「え ちづる!?」
「平助くん!  いやっ 放してっ」 
「誰だっ!? ちづるを放しやがれ!!」

 ガッ!!

「ゲホッゲホッ ってぇ…… ペッ くそっ片手だけでなんて力だ」
「大丈夫!? 平助くん!!」
『オマエニ コノムスメヲマモルチカラナドナイ』
「なんだとっ!?」
『クヤシイカ? ソウダナ……
 ソノ赤イ水ヲノメバ コノムスメヲトリカエセルヤモシレンゾ?』
「!? てめえ 何で…… この薬の事を知ってるんだ?」
『ドウスル? シンセングミハチバンタイクミチョウ…… トウドウヘイスケ』
「なんだ?新選組って……  つうかオレの名前っ!?」
『オチ水ヲノメ トウドウヘイスケ
 ワタシニコノムスメヲツレテイカレテモイイノカ? ククク』
「くそっ (キュッ)」
「だめっ 平助くん!!」
「ちづる…… チッ (ゴクッ)」
「いやぁーーーーっ」
「あ…… あ? ハガッ あっ あっ あああああああああああーーーーーーーーっ」
「平助くん!? ああっ やだぁ 平助くん!!」
『ククク…… マネゴトカラ本モノニナッタ 本モノノ羅刹ニ…… 』
「ちづるを…… ちづるを返せぇぇぇぇぇーーーーーっ」




 へい…… くん へい すけ…… へいすけくん……
「平助くんっ」
「え」
「どうしたの? 急に立ち止って動かなくなっちゃって」
「ハッ あいつは!?」
「あいつ?誰の事??」
「お前を捕まえてた…… 」
「私を?」
「オレ…… 夢 見てたのか?」
「え ちょっと大丈夫?平助くん おでこに汗がびっしょりだよ」
「あ ああ…… うん 何でもねえ…… 集合会場へ急ごうぜ」
「うん…… ねぇ 平助くん」
「ん? なんだ?」
「悩んでる事があるなら 私に話して ね?」
「え?」
「いつも平助くんに 元気を貰ってるばかりの私だけど
 私も平助くんを支えたいのっ だから」
「ちづる…… 」
「幼馴染を…… 卒業したいって 言ったら驚く?」
「は?」
「わ 私…… ずっと平助くんが好きだったのっ (かぁぁぁ~)」
「え? うそっ ええっ? マジで!?」
「じょ 冗談で言えないよ こんな事」
「ちくしょーーーうっ 女の子にっ言わせちまうなんて!オレのバカヤロー!!」
「え? 平助くん? ひゃっ!?」
「(ぎゅっ) お前の事…… とっくの昔から幼馴染としてなんか見てないって」
「っ!? ほ ほんとに?」
「でも…… ちづる どんどん綺麗になってくからさ オレ言い出せなくて
 お前はさ いつだって充分オレの支えになってくれてるって!」
「どうしよう 私 嬉しい ふぇ…… 」
「なんだよ泣くなよっ オレも嬉しいっ 大好きだっ ちづるっ」
「うんっ ありがとう平助くんっ」
「あれ?」
「どうしたの?」
「山南先生から貰った薬が無くなってる…… どっかに落としたのか?」
「でもガラス瓶だったでしょ? 此処コンクリートだから落ちたら割れないかな?」
「あ~ いいやっ 別にいらねえしっ 行こうぜ!」
「うんっ ちびちゃん達待ってるもんね!」





     トウドウヘイスケ 本モノニナッタ 本モノノ羅刹ニ……



【END】

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