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みぃ

Author:みぃ
ブログ公開:2012/4/17

この作品に出会えて
本当に良かった。
これからもずっと変わらず
愛してます。(主に副長を♡)

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うつしちゃいます!


【土方 歳三/SSL】







「大変です! 山南先生っ」

「他にも出ましたか?」

「はいっ」

「思った通りのようですね…… 」

「先生 やはり藤堂君は 例の…… ?」

「ええ まさかとは思いましたが間違いないでしょうね この症状からして」

「口にするのも恐ろしい 伝説のウィルスが本当に存在するなんて…… 」

「山﨑君 その新たな生徒と言うのは?」

「え? ああっ はい!すみませんっ 現場が道場なので校庭を通るとなると
 俺がひとりで運んでいたら目立つかと思いまして まだそのままに…… 」

「賢明な判断です 分かりました私も手伝います 急ぎましょうっ」

 

           ――✿✿✿✿✿――



「あれ? ちづるちゃん まだ帰ってなかったの?」

「あ 沖田先輩っ
 はい 課題出たのに教科書バッグに入れるの忘れちゃって……
 すみません 暗くなるからって部活先に上がらせて戴いたのに」

「そんなの気にする事無いけど 僕送ってこうか?」

「いえっ 大丈夫です あっ 」

「危ないっ」

「……ああっ びっくりしたぁ すみません沖田先輩 支えてもらって助かり……
 お 沖田先輩?」

「あ…… ? ち ちづるちゃ…… 」

「沖田先輩っ!?」



           ――✿✿✿✿✿――



「こちらの生徒は?」

「3年の斎藤はじめ君です 
 部活が終わっても ひとり練習をしていたようです」

「ん…… 」

「先生?」

「体温は微熱より少し高め 紅潮した頬に異常な心拍数 何よりこの目……
 藤堂君と全く同じですね」

「あのっ もっと増えるんでしょうか!?」

「剣道部…… 先に倒れたこの藤堂君も剣道部の部員では?」

「あ! そうですっ」

「…… 感染場所はそこで間違いなさそうですね」

「どうしたらっ」

「主であるウィルス保持者の確保を急がねば…… 」

「ワクチンは作られていないんですか!?」

「このウィルスに関しては 私も受け継がれてきた文献での情報だけですが
 それによるとワクチンはとても"特殊"らしいのです らしいと言うのは
 その部分が記載されている頁が所々破けていて おまけに文字も滲んでいる所為で
 よく分からないからなのです 
 ただ昔から この"集団"の中でだけ発生する病気だというのは間違いないようです」

「そ そうなんですか…… ではどうすれば?」

「幸い 命に関わるようなものでは無いのでその面では安心なのですが…… 」

「<ゴクッ> 他に何か?」

「時間が経てば治癒する と言うものでは無いようです」

「あぁ…… 」

「空気感染はしないと言うのも分かっています 感染経路は
 "主"に直接触れられた あるいは"主"の肌が触れた物を触った
 "感染者"に直に触った場合もそうです そして発症するのは"男性"のみ」

「だから俺に手袋をしろと言ったんですね」

「確信はありませんでしたが……
 このままでは この学園の全男子生徒……それだけでなく
 男性職員にも感染するでしょう これ以上の被害を食い止めるには…… 」

「食い止める…… には?」

「あの教師と生徒を早急に捜さねばなりません」



           ――✿✿✿✿✿――



「てめえら 何しやがるっ!?」

「俺も何だかよく分からねえんだが
 なんでも山南さんから あんたを連れて来いって命令なんだとよ」

「命令!? お前もか?新八っ」

「おぅぅっ!? 俺はぁ左之にあんたを捜すの手伝えって携帯に掛かって来た時
 たまたま目の前歩ってんの見掛けたから連絡しただけで 詳しい事は知らねえ」

「一体何だってんだ!? 何でお前らに両腕捕らわれなきゃならねえ!?」

「あんたが素直に言う事きいて 保健室に行かねえからだろっ」

「俺は今日中に仕上げなきゃならねえ書類があんだよ!」

「でもよぉ 山南さん無視したら後が怖えじゃねえか
 俺も睨まれたくねえし…… なぁ? 左之」

「全くだ 巻き込まねえで欲しいぜ」

「一番巻き込まれてンのは 俺だろうが!!」

「それにしても土方さんよ あんた何やったんだ?」

「俺が一番知りてえよっ」



           ――✿✿✿✿✿――



「はぁはぁ…… しっ 失礼します!」

「ちづる?」

「ひっ 土方先生っ!?<ポッ>」

「お!? ちづるじゃねえか! 山南さん捜す手間が省けたな…… って
 ちづる お前なに担いでんだ?」

「原田先生に永倉先生まで…… あのっ 沖田先輩が急に倒れてしまって」

「そうでしょうね…… 」

「ん? なぁ山南さん 話しが途中だったが一体こりゃ何の騒ぎなんだ?」

「先に彼を看ましょう 山﨑君お願いします……
 ああっ 皆さんは"雪村君"に触れないよう気を付けてください」

「え? 私?」

「うん? ちづるちゃんに触るなって どう言う事だ?」

「"感染"…… するからですよ 永倉君」

「「「「感染んんっ!?」」」」

「この一連の騒ぎの原因は 学園唯一の女子生徒・雪村ちづる君から発生した
 【ヒジカタセンセイダイスキスキ・ウィルス】の所為です」

「ヒジカタセンセイダイスキスキ!? ヒジカタって土方さんの事か!?」

「声がでけえよっ 新八っ」

「あ? 俺??(って 何だそのウィルスの名称は!?)」

「わ 私??(って言うかその名前って!?)」

「この沖田と言う生徒も しっかり雪村君に侵されたようですね」

「あのっ 私っ 倒れそうになった所を支えてもらっただけなんですけどっ」

「それだけで充分なんです」

「なぁ 山南さん ちづるが何したってんだ?」

「土方君…… この生徒達を治せるのはあなただけなんですよ」

「ああ?」

「この【ヒジカタセンセイダイスキスキ・ウィルス】は 
 土方先生を想う気持ちが最高潮になっているにも拘わらず
 その想いを伝えられないと言う 雪村君の心の中のジレンマからの産物です」

「<ギョッ> さっ 山南先生!?<かぁ~> なななななに言ってるんですか!?」

「土方先生を想うって…… つまりちづるは土方さんを好きって事か?」

「(ぅぎゃっ) 原田先生っ そっそそそそんな事っ 無いですっ<チラ?>」

「なっ 何言ってんだ山南さん 何故あんたがそんな事分かるって言うんだ?」

「雪村君が土方君に好意を抱いている事は 山﨑君からの調査報告済みです」

「うそっ!? (いつの間に!?)」

「それにしたって こんな突飛な話しがあるかよっ」

「遥か昔に同じ事が起こっているのですよ 土方君」

「遥か昔?」

「誰が書いたか分かりませんが 受け継がれてきたと思われるこの文献によると
 ある男ばかりの集団の中に 女子がひとり一緒に生活していて ある日
 今と同じように次々と男達が倒れたそうです」

「ほぉ 男の中に女ひとり…… 今のちづるみてえだな」

「正しくそうなのですよ 原田君
 私は雪村君がこの男子生徒ばかりの学園に入学してから ずっと監視していたのです
 いつ このような事が起きるのかと警戒して…… 」

「私の事を入学してから今までずっと!? (怖い~~~~~っ)」

「そ それで どんな症状なんだ?」

「"微熱より少し高い体温" "異常な心拍数" それと…… この目」

「"この目"? どれ? うおぉぉぉぉ!?」

「だから新八 てめえはいちいちうるせえ…… おいおいおい なんだこりゃっ
 土方さんも見てみろよっ」

「ああ? ったく ……!?  斎藤の目が…… 瞳の形がハート型になってやがる」

「あなたを好きだと言う雪村君の気持ちが 許容範囲を超えてウィルス化し
 触れたもの全てに感染したのです」

「や 止めてくださいっ そんな筈ありません!」

「恥ずかしがっている場合では無いのですよ 雪村君
 あなたのウィルスは 触れたものを君と同じ感情にさせてしまうのです
 あなたが動く度に病人は増え続けるのですよ!? そしてこれ以上症状が進めば
 恐らく…… 気持ちまであなたとシンクロして彼らは土方君の事を好きに…… 」

「はあ!? おいっ 山南さんよっ いい加減にしてくれっ」

「そ そんな…… 信じられません」

「なら試しに この山﨑君に触れてみますか?」

「山南さんっ そりゃまずいだろっ」

「でもよぉ土方さん もし感染しても"あんた"で治るんだろ?
 本当にちづるちゃんの所為なのか 試しにやってみたらどうだ?」

「何言ってやがる新八っ 生徒にそんな事させられるか! ならてめえが実験台になれ」

「うげっ!? 俺がか!?」

「そうですね…… 永倉君にやってもらいましょう」

「おおおおおお!? マジか!? さ 左之ぉぉ~」

「腹括れ新八 骨は拾ってやる…… 」

「ちづる 新八を触ってみろっ」

「い 嫌です! (これでホントに永倉先生が沖田先輩みたいになったら
 私が土方先生を好きだって分かっちゃうっ)」

「大丈夫だちづる お前に嫌な思いはさせねえから」

「土方先生? ん…… ごめんなさいっ永倉先生」

「お おうっ ま 任せろ (ひぃ~)」

 touch

「……あれ? 何でもねぇぞ?」

「本当に大丈夫ですか?」

「ああ山南さん 別に変わった事は無ぇ…… え?」

「なっ 永倉先生!!」

「新八!?」

「さすが"恋愛に鈍い"新八だな
 ちづるの"純な乙女心ウィルス"も一瞬怯んだか?」

「冗談言ってる場合じゃないですっ 原田先生!」

「症状も同じ…… どうやら立証されたようですね」

「どうしよう 私…… 」

「心配すんな ちづる ……で? 山南さん 俺が何すりゃ皆が治るんだ?」

「簡単な事です土方君  それは…… 」

「おうっ それは?」

「思いッきり "雪村君を愛でる"だけです」

「おおっ そうか! それなら任せ…… っああ!? 何だって!?!?!?」

「ひゃっ!?(なっなっ なっ 何それ!?私を!?ええええぇ??)」

「【ヒジカタセンセイダイスキスキ・ウィルス】を鎮めるには
 菌保持者の"主"の気持ちを満足させればいいのです その結果ウィルスも死滅して
 一件落着という訳です <ニコッ>」

「(笑顔!?) <ビクビクビクビク> そ それが本当にその文献に載ってんのか?」

「いいえ 残念ながらその部分は所々破けていたので 単語を拾って
 私の独自の見解を出したものです
 因みにウィルスの名前も私が付けました <ニコニコッ>」

「(なんでそんなに嬉しそうなんだよっ) それって適当じゃねえか…… 」

「でも山南さんよぉ そんなんでこいつ等の中のウィルスも死滅すんのか?」

「ええ原田君 恐らくは……
 もちろん土方君が雪村君を愛でる所を この子達に見せなければなりません」

「何ぃーーーーー!? 皆の前でやれってのか!? (何の嫌がらせだよっ)」

「えぇ!? <ドキドキドキドキ>」

「彼らに見せて 彼らの中のウィルスに認識させる事で効果があるのですっ」

「ぶっ!! あはははっ "公開いちゃこら"かよっ」

「笑うな! 原田っ」

「さぁっ 皆の為です おふたりとも使命だと思って」

「んあぁっ <ガシガシっ> ちづるっ」

「<ビクツ> はっ はい!」

「こっち来いっ」

「え…… 」

「さっさと終わらすぞっ」

「っ!? あうぅ い 嫌ですっ」

「ああ!?」

「何を言っているのですっ雪村君 このままでは…… 」

「そ そんな "愛される振り"なんてされたくありません!」

「ちづる…… 」

「まっ 正論だな」

「なんだ?原田」

「だってよ ちづるは土方さんを本気で好きなんだろ?
 なのにあんたは こいつらの病気を治す"義務"で彼女に向かおうとしてるじゃねえか
 そんなんでちづるの心に響くもんがあるとは思えねえし そうなると
 いくら愛でた所で 所詮は嘘の気持ちだからウィルスは元気なまま
 そしたらこいつらだって治癒する訳がねえよなぁ」

「それもそうですね…… 私とした事が」

「くそっ <ガタッ>」

「!? なっ 何ですか土方先生!? (顔近いっ)」

「お前に嫌な思いはさせねえからって言ったろ?」

「え?」

 ぎゅっ 

「は…… ?」

「堂々とこうやってお前を抱きしめられて 俺がどんなに喜んでるか知らねえだろ?」

「え? あの…… えぇっと…… 」

「(なんだ 土方さんもちづるが好きだったのか・笑)」

「ちづる? <ジィ~>」

「(め 目がっ 先生の目がこんなっ近っ) あうっ あ あっ」

「おっ 倒れてる奴らが動きだしたぞっ」

「(土方君っもう少しです もっと雪村君を愛でるのです!)」

「ちづる…… <なでなで>」

「はぁぁぁぁ…… <クラクラ~>」

「熱が平熱に下がったようですっ」

「可愛いな お前 <すりすり>」

「んんんっ <パンッ ぷしゅ~>」

「おおっ ハートの目が正常になったぜ!」

「大成功です! おふたり共!!
 やはり私の考えは間違っていなかったのですねっ」

「……うぅん な に?」

「あれ? オ オレどうしたんだ?」

「確か 道場で仕上げの素振りをしていた筈だが…… 」

「ハッ!? 俺やっぱ感染したんだな!?」

「感染? 何言ってんの? 新八さん てゆうかアレは何?? <ジトッ>
 すっごい不快な光景なんだけど」

「あ? うおぉ!? なんで土方さんとちづるが抱き合ってんだよぉ <泣>」

「むむっ め 面妖な」

「あの二人のお陰であなた達は元に戻ったのですよ ……にしても
 そちらのおふた方? ウィルスは消滅したようなのでもう…… 」

「ああ~山南さん 野暮な事言わねえでっ お前らもここから退散すっぞっ」

「ええー マジでぇ!?<泣泣泣>」

「ホラ行くよ平助っ 訳分かんないけど無性にバカらしくなってきた <怒>」

「段々微笑ましくなってくるのは なにゆえ…… ?」

「山南先生っ 大事にならずに済んで良かったですね」

「ええ 山﨑君もお疲れさまでした」

「ところでよ?左之  治す方法ってどんなだったんだ??」

「ああ?ぶはっはは よく説明してやるよっ ここを出てからなっ <キラッ☆>」

「はぁ?」

「おらっ 皆行った行った!! <チラ?>」

「ちづる❤ <すりすり>」

「土方先生❤ <ゴロゴロ>」

「今日中に仕上げる書類があるんじゃなかったか?
 フッ 聞こえねえか (なんか 別のウィルスが生まれそうだな) 」



 バタンッ



「<チラ?> やっと行ったか…… ちゅっ」
 
「ひゃっ!?!?!?!?!? <かぁぁぁぁぁぁぁ~>」

「<にやり>」


 ぎゅぎゅっぎゅぅ~~~~~~~っ




― END ―



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