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みぃ

Author:みぃ
ブログ公開:2012/4/17

この作品に出会えて
本当に良かった。
これからもずっと変わらず
愛してます。(主に副長を♡)

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おひとり様 おひとつでお願いします。


【土方 歳三/現代夫婦】


 ちゅ

「……………… 」

 ちゅっ ちゅっ

「ん…… 」

「起きたのか?」

「せん せい? あ…… もう朝ですか?」

「ああ でもまだ陽は射してねえよ 休日だし も少し寝てろ」

「はい……    あ あの…… 」

「なんだ?」

「今…… 私に その…… 何かしましたか?」

「あ?」

「実は私 目が覚める前まで夢を見てたんですけど」

「ふうん? どんなだ?」

「鳥に頬やおでこを突かれてる夢です」

「鳥って…… まさか"大鳥さん"だったってオチじゃねえだろうな?」

「ふふ…… いいえ 黒くて大きかったのでカラスのようでした」

「カラスか まぁ奴らは頭がいいからな 悪くねえ」

「え? 悪くないって…… 」

「そのカラスはな…… 」

 ちゅぅぅ ちゅっ ちゅっ

「ひゃっ!?」

「俺だ」

「え? 土方先生?」

「目が覚めたらお前の顔が見えてよ あんまり可愛くてついな (ちゅっ)」

「(かあぁぁぁ) なっ 何言ってるんですかっ もぉ…… 」

「起こしちまったのは悪かった けど反省はしてねえ (ゴソ)」

「え…… えっ あのっ」

 ちゅっ 

「んっ」

 くちゅ ちゅる ぬちゅ ちゅちゅっ  

「ふぅっ んんっ はぁぁ やぁ…… 」

「これから唇に ってとこで起きちまったからな」

「ハァァ…… す すみません」

「ぷっ 何お前が謝ってんだよ」

「そうですね ふふ でも…… 」

「ん?」

「唇で目覚めたら物語のお姫様みたいだったのにって 勿体なかったなって」

「相手が"カラス"王子でもか?」

「はい きっと艶々した とても綺麗な黒い羽の持ち主なんです」

「ふーん…… 」

「滅多な事にも動じなくて 観察力や洞察力があって戦術に長けてて」

「ズル賢いってこったな」

「そうですね 人間の目から見たらそう感じるかもしれませんけど
 自然界で生きていく中で これ以上の強みはありませんよね」

「まあな」

「頭が良過ぎて 皆からはちょっと恐れられていますけど…… 」

「………… それは」

「カっ カラスっ カラスの事ですよ!?」

「……で? 絶賛してるようだが お前は"カラス"が怖くねえのかよ?」

「こっ 怖くなんかないですっ 突くのも優しかったですし…… 」

「ほぉ それじゃ"カラス王子"に負けねえようにしねえとな (ちゅっちゅぅ)」

「ふぁ…… んぅ   もぉ 先生はいじわるです」

「ははは  やっとの休みだ 何処か行くか?」

「あ でしたらホームセンターに行きたいです!」

「ホームセンター? そりゃまた地味なデート先だな」

「今日特売の洗濯洗剤があるんですけど 自転車だとまとめ買いが出来ないので」

「ああ よろけたりしたら危ねえからな」

「はい 珍しく"おひとり様おひとつ"ではないので行きたいなと思ってて」

「おひとり様?」

「凄く安いんですけどお客さんひとりにつき その商品はひとつしか買えないんです 
 特売品は大勢のお客さん達に等しく回るよう お店から制限が付くんですよ」

「へぇ そんなのあんのか」

「でも今回はそれが無いのでちょっと多めに買いたいんです あとハロウィン用の
 小物も見たいし 先生には車の運転と荷物持ちのお手伝いをお願いしたいのですが
 あの…… よろしいでしょうか?」

「あのなぁ なにそんな他人行儀な言い方すんだよお前はっ」

「え? あの…… 」

「俺はお前の亭主なんだぞ? 分かってンのか? (ぎゅっ)」

「ひゃ!? は はいっ 土方先生は私の旦那様です!」

「ならその旦那に遠慮なんかすんなっ 俺もしてねえだろうがっ」

「そんな事ありません 土方先生は私に気を遣ってくれてるじゃないですか」

「やっと手に入れた嫁を大事にすんのは当たり前だろ だがな それは遠慮とは違うぜ?」

「あ…… 」

「俺とお前は 3年間教師と生徒の関係だったからな…… 無理もねえが
 今の俺はお前を"女"としか見てねえぞ? お前にとって俺はまだ"先生"なのか?」

「そ そんな事ありませんっ それに学生の時も…… 」

「あ?」

「先生の事はずっと "先生"よりも"大好きな人"でしたから」

「ちづる…… 」

「あ! もちろんっ 先生として尊敬もしていましたっ」

「くっ お前なぁ」

「す すみません」

「そうじゃねえよ まぁいい 追々慣れてってくれ」

「はぁ…… (いつか慣れる日が来るのかなぁ)」

「"おひとり様おひとつ" か…… 」

「どうかしましたか?」

「いや 俺の"おひとつ"は…… 」

「はい」

「お前だなと思ってよ ちづる」

「え? きゃっ!?」

 くちゅっ ちゅぱ ちゅう~

「ふんぅんっ あんっ せんせぃ はぁん」

「俺の"おひとつ"は誰にも渡さねえ」

「ふぅ…… わ 私だって自分の分は渡しませんっ」

「そりゃ良かった (ごそごそ)」

「っ!? あああああのっ先生!? もう少し寝てていいんですよね?」

「あ? いいけどよ ココはもうすっかり目覚めちまってるみてえだぜ?」

「ひゃ!? あんんっ やっ」

「ちづる ホントにお前は可愛いよ (ぴちゃ)」

「ふぇ  やっぱり歳三さんいじわるです…… 」

「……………… どっちがだよっ」

 そんな艶っぽい目えして いきなり名前呼びしやがって
 こいつはタチが悪くてホントに参っちまう。





― END ―






リハビリ。(・ω・)/



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